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土が不要な土のう袋

作業員

水を吸えば短時間で膨らむ

大雨が降って堤防が決壊しそうになったり、洪水が発生して建物に浸水しそうになったりした場合に役立つのが土のう袋です。一般的な土のうには麻袋などが使われ、中に土を詰めて積み上げることによって浸水を防ぐことができます。一般住宅や商店などでもそうした土のう袋を備えておけばいざという時にも安心ですが、最近は天気予報でも予測が難しいゲリラ豪雨の発生が少なくありません。通常の土のう袋では土を詰めるのに手間がかかるため、急な集中豪雨による洪水で対応が間に合わないケースも増えているのです。吸水土のうは普通の土のう袋と違って土を詰める必要がなく、袋の中に入っている吸水性のプラスチックが水を吸って膨らむことで土のうとしての役割を果たします。吸水土のうには吸水ポリマーなどのプラスチックが使われており、袋の繊維を通して水を吸収することで何十倍にも膨らむのが特徴です。吸水ポリマーは紙おむつや携帯トイレなどにも使われる細かい粉末状のプラスチックで、自重の100倍以上の水を吸収する能力を持つと言われます。水を吸う能力は吸水ポリマーを包んでいる袋の性質にも左右されますが、吸水土のうは10分程度の短時間で50倍ほどの重量になるのが一般的です。こうした吸水土のうは乾燥状態だと非常に軽くコンパクトな点も大きな特徴で、普通の土のう袋と同様に収納場所を問いません。普段はコンパクトに収納しておきながら、土を詰める手間もかからず短時間で水を吸って重量のある土のうが出来上がるのです。最近では乾燥させることで再利用できる吸水土のうも登場しており、たびたび水害に見舞われる地域で重宝されています。吸水ポリマーは紫外線に弱い面もありますが、UVカット機能を持つ袋を採用した吸水土のうなら耐久性も高いものです。安価な使い捨て用の吸水土のうも含め、商店やオフィスで何枚か用意しておけば急な集中豪雨と洪水発生にも万全の備えとなります。